◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ディスカバークイーンでかからなかった曲の解説
ごきげんよう、
ぶらあどびじょんです。
ディスカバークイーンでかからなかった曲の解説の
第17回は最後の曲です。
ノーワン・バット・ユー
ブライアン・メイ作
1997年
ノーワン・バット・ユーはクイーンの最後の曲です。
過半数のメンバーが納得してリリースしています。
つまり、ジョン・ディーコンが参加した
最後のクイーンです。
ノー・ワン・バット・ユー
クイーンのお得意の三拍子系の曲のひとつです。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆なぜ、ディスカバークイーンでオンエアされなかったのか
ディスカバークイーンとしては
ノーワン・バット・ユーはクイーンの曲として
認めてくれなかったのでしょう。
メンバーのうち3人が承認して
リリースした最後の曲です。
メンバーは4人ですから、
言葉の定義では次のようになります。
半数以上 2人、3人、4人
半数以下 2人、1人
過半数 3人、4人
半数未満 1人
つまり、2人のメンバーなら次のようになります。
半数以上
半数以下
過半数には満たない
ノーワン・バット・ユーはクイーンの
過半数のメンバーが承認した最後の曲です。
それ以降に発表された曲は
メンバーの半数しか承認していません。
ノーワン・バット・ユーはジョン・ディーコンが参加した
最後の曲です。
ジョン・ディーコンは不思議なミュージシャンです。
ディスカバークイーン風に言えば
「フレディー・マーキュリーが大大大大好き」だった人です。
あれだけ素晴らしいベースプレイヤーだったのに
ノーワン・バット・ユーを最後に
目立った音楽活動をしていません。
彼が作る曲はどれも
フレディー・マーキュリーが歌うことを前提に書かれています。
そして、フレディー・マーキュリーがいなくなると、
あっさりと音楽業界から引退します。
その最後の曲がノーワン・バット・ユーなのです。
ですから、ジョン・ディーコンが大好きな
ディスカバークイーンとしては、
ノーワン・バット・ユーをオンエアしてほしかったですね。
MUSIC LIFE 特集●ジョン・ディーコン/QUEEN (シンコー・ミュージックMOOK)
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