ディスカバー・クイーンズ・レクイエム 第7回

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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ディスカバークイーンでかからなかった曲の解説

ごきげんよう、
ぶらあどびじょんです。

ディスカバークイーンでかからなかった曲の解説の
第7回は

カショーギの船
フレディ・マーキュリー作
1989年

ザ・ミラクルの2曲目です。


ザ・ミラクル [ クイーン ]

原題はそのまま

KHASHOGGI’S SHIP

です。

カショーギは人名でサウジアラビアの
大金持ちで、世界最大のメガヨットを所有していました。

それが、カショーギの船です。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆パーティは終わったのか?

ザ・ミラクルの1曲目がパーティで、
メドレーでイントロ無しで始まります。

前曲が、曲の終盤で

パーティは終わった!

と、リフレインしているのに対して、

パーティが終わったなんて誰が言ったんだ?
おれは絶好調だぜ!

で、始まります。
パーティは終わっていません。

おれの人生で最高の年月は超新星みたいだ

all over と super nova が

韻を踏んでいます。

その後、歌詞は

no-one stops my party と繰り返します。

パーティには
「会」という意味もあれば、
「党」の意味もあります。そして
「隊」の意味もあります。

バンドおよび曲を作り上げていく
多くの人々を
ひとつの「パーティ」と考えると興味深いです。

「パーティ」はまだ終わっていません。

そして、後年発表される曲を思い出せば、

no-one stops my party.

no-one but you.

と、考えると興味深いです。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆フレディ・マーキュリーが中心に

この曲はフレディ・マーキュリーが
中心になって作られました。

フレディー・マーキュリーが原案を提示し
他のメンバーで作っていったようです。

勢いのあるとてもいい曲です。

メドレーも久しぶりです。

曲間をどう解釈するかにもよりますが
オペラ座の夜の
予言者の歌-ラヴ・オブ・マイ・ライフ
以来だと思います。


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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆なぜ、ディスカバークイーンでオンエアされなかったのか

なぜカショーギの船が
オンエアされなかったのか不思議です。

2分47秒と、短い曲なので
リクエストで取り上げても良かったはずです。

タイトルとか歌詞とか、
放送局的にまずいものでもあったのでしょうか?

ちなみに、メドレーの前半である
ザ・ミラクルの1曲目

パーティ は
2回、オンエアされていました。

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