こんにちは、
ぶらあどびじょんです。
メイド・イン・ヘブンについてです。
MADE IN HEAVEN

メイド・イン・ヘヴン [ クイーン ]
1 イッツ・ア・ビューティフル・デイ 2:32
It’s A Beautiful Day
フレディ・マーキュリー作
2 メイド・イン・ヘヴン 5:25
Made in Heaven
フレディ・マーキュリー作
3 レット・ミー・リヴ 4:45
Let Me Live
フレディ・マーキュリー、ロジャー・テイラー、ブライアン・メイ作
4 マザー・ラヴ 4:49
Mother Love
フレディ・マーキュリー、ブライアン・メイ作
5 マイ・ライフ・ハズ・ビーン・セイヴド 3:15
My Life Has Been Saved
ジョン・ディーコン作
6 ボーン・トゥ・ラヴ・ユー 4:49
I Was Born To Love You
フレディ・マーキュリー作
7 ヘヴン・フォー・エヴリワン 5:36
Heaven for Everyone
ロジャー・テイラー作
8 トゥー・マッチ・ラヴ・ウィル・キル・ユー 4:20
Too Much Love Will Kill You
ブライアン・メイ作
9 ユー・ドント・フール・ミー 5:24
You Don’t Fool Me
クイーン作
10 ウインターズ・テイル 3:49
A Winter’s Tale
フレディ・マーキュリー作
11 イッツ・ア・ビューティフル・デイ(リプライズ) 3:01
It’s A Beautiful Day(reprise)
フレディ・マーキュリー作
12 Yeah 0:04
13 TRACK 13 22:32
プロデューサー:
クイーン
全英1位、全米58位、日本10位
クイーンにメイド・イン・ヘブンあり!
ビートルズにレット・イット・ビーがあるように、
クイーンにはメイド・イン・ヘブンがあります。

レット・イット・ビー スペシャル・エディション[1CD] [ ザ・ビートルズ ]
バンドが機能しなくなったあとになって
古い音源を生き還らせる作業をします。
しかしそれはメンバー全員の承認を
得たものではありません。
フレディ・マーキュリーの死から4年後に発表された
メイド・イン・ヘブンは
残されたメンバーの思いが強すぎるところがあると感じます。
love, live, life, そして heaven
この4つの単語が入る曲が多数を占めます。
具体的には7曲です。
いずれも、意味深な単語です。
他のアルバムはどうか、比較してみましょう。
クイーン 1曲
クイーンII 1曲
シアー・ハート・アタック 0曲
オペラ座の夜 2曲
華麗なるレース 2曲
世界に捧ぐ 1曲
ジャズ 0曲
ザ・ゲーム 2曲
ホット・スペース 2曲
ザ・ワークス 1曲
ア・カインド・オブ・マジック 2曲
ミラクル 0曲
イニュエンドウ 2曲
関連語の alive, lover などを含めての数字です。
過去のアルバムだとせいぜい2曲です。
それに対してメイド・イン・ヘブンの
7曲は意識しすぎです。
love, live, life, そして heaven は
いかにも重い言葉なのでそれなりの意味を持ちます。
当然聴く側も構えます。
このアルバムはバラードが多いのも特徴です。
全11曲中
アップテンポ1曲、
ミディアムテンポ3曲、
スローテンポあるいはバラードが7曲ですね。
レット・イット・ビーのフィル・スペクターに対して
ポール・マッカートニーが不満を顕にしたように
メイド・イン・ヘブンに対して
誰かが不満だったかもしれません。
フレディ・マーキュリーの気持ち
このような話をすると、よく
「フレディも気に入ってくれるよ。」とか
言う人がいますよね。
それはあまり言わないほうがいいと思います。
フレディ・マーキュリーの気持ちは
誰もわかりはしないからです。
相手はフレディ・マーキュリーです。
あのような曲が書ける人です。
その人の気持ちを安易に「わかる」というのは
ちょっと、どうかと思います。
それは、その人がこのアルバムを
受け入れられるということであって、
フレディ・マーキュリーの気持ちではありません。
天才の気持ちを凡人が推し量るのは困難でしょう。
だから天才なのです。
ちなみに、私はこのアルバムが好きです。
何しろクイーンの最後のアルバムですから。
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