ディスカバークイーン第48回その1 メイド・イン・ヘブン

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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ディスカバークイーン!第48回

ごきげんよう、ぶらあどびじょん です。
ディスカバークイーン!第48回についてです。

リクエストはカインド・オブ・マジックからでした。

正1:ペイン・イズ・ソー・クロース・トゥ・プレジャー 邦題:喜びへの道
フレディ・マーキュリー、ジョン・ディーコン作

後期クイーンの定番のダンス・ナンバーです。


カインド・オブ・マジック [ クイーン ]

バイシクル・レース(カバー)のジングルで
コーナーに入ります。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆クイーンズクロニクル メイド・イン・ヘブン

裏1:マイ・ライフ・ハズ・ビーン・セイヴド(アルバムバージョン)
ジョン・ディーコン作

西脇辰弥さんがサン・アンド・ドーターのリフに乗って登場です。
クイーンズクロニクルです。


メイド・イン・ヘヴン [ クイーン ]

今回のテーマは15枚目のアルバム、
メイド・イン・ヘブンです。

そして取り上げる曲はタイトルナンバーからです。

正2:メイド・イン・ヘブン
フレディ・マーキュリー作

原曲はフレディ・マーキュリーのソロ・アルバム
Mr.バッドガイの収録曲です。

クイーンバージョンは本家よりヘヴィです。
そして、テンポが少し違います。

クイーンバージョンは77.7BPMです。

ここで言うBPMは
Beat Per Minute のことで、
1分間にどれだけのビートを刻むかの数値です。

フレディ・マーキュリー・バージョンは
テンポが一定ではありません。
ミュージシャンの特にドラマーのテンポに合わせています。

ここで西脇辰弥さんはふたつの
メイド・イン・ヘブンを同時に鳴らしました。

聴かせてもらうと、たしかに次第にずれてきます。
なかなか貴重な体験でした。

これを補正するために、
フレーズごとにサンプリングして
伴奏を入れたようなのです。


CD / フレディ・マーキュリー / Mr. バッド・ガイ – スペシャル・エディション (SHM-CD) (解説歌詞対訳付) / UICY-15836

このあとは、コード進行の話題に移ります。
転調や音の厚さあるいは小節の追加などで工夫して、
クイーンサウンドのメイド・イン・ヘブンを
作り上げています。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ここはあえてマレットさばき

次に取り上げられた曲はマザー・ラヴです。

正3:マザー・ラヴ
フレディ・マーキュリー、ブライアン・メイ作

なかでもロジャー・テイラーの
シンバルロールを取り上げます。


Zildjian ジルジャン シンバル K Zildjian クラッシュシンバル Dark Crash Thin 19"

ロジャー・テイラーのセンスの良さがわかる演奏で、
マレットの動きが見えるようです。


SUZUKI スズキ ODM-3 ティンパニ・音階ドラム用マレット フェルトヘッド [ODM3]

しかもシンバルロールをパンポットで振っています。
パンポットとはミキサー卓にある
ステレオサウンドの左右を決めるつまみです。


ヤマハ YAMAHA ウェブキャスティングミキサー オーディオインターフェース 6チャンネル AG06 インターネット配信に便利な機能付き 音楽制作アプリケーションCubasis LE対応

一番手前に見えるのがパンポットですね。

深刻な曲なのにユーモアも入っているのがクイーンです。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆最後の録音

マザー・ラヴはフレディ・マーキュリー最後の録音です。
1991年5月13日-16日にセッションが行われました。
途中でフレディ・マーキュリーの体調が悪くなり
そのままスタジオには帰ってこれませんでした。

そういうこともあり最後の部分は
ブライアン・メイが歌っています。
とても勇気のある選択だったと想像できます。

そしてラストのサウンドコラージュです。
ゴーイング・バックに至るまでの部分ですね。
CDプレイヤーの巻き戻しではないかとのことでした。


神々の遣い~フレディ・マーキュリー・シングルズ [ フレディ・マーキュリー ]

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