アルバムデータ:イニュエンドウ その4

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こんにちは、
ぶらあどびじょんです。

イニュエンドウについての4回目です

アルバムの後半に移ります。

オール・ゴッズ・ピープル
フレディ・マーキュリーとマイク・モランの作品です。
バルセロナのアウトテイクなのだそうです。
オペラ風のコーラスから始まるこの曲は荘厳な響きを持っています。
やっぱりハーモニーは絶品です。
クイーンとして懐かしい感じと、当時の感じを併せ持つ曲です。


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ディーズ・アー・ザ・デイズ・オブ・アワ・ライヴズ:輝ける日々
クイーンのバラードの中でも最高傑作と言っていいでしょう。
そしてロジャー・テイラーの作者としての到達点とも言えます。
素晴らしく美しいメロディーと歌詞、
そしてフレディ・マーキュリーのボーカルです。
プロモビデオはフレディ・マーキュリーの最後の出演作です。
悲しみと懐かしさが甦ります。

デライラはもちろんフレディ・マーキュリーの作品です。
愛猫の事を歌っています。
途中で猫のモノマネも入るぐらいの入れ込み用です。
この曲もダンス・ナンバーですね。
一定のビートでリズムを刻み、それを崩さずに曲は展開していきます。
ちなみにデライラは猫の名前ですが、
基になったのは「サムソンとデリラ」ですよね。


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ヒットマンはハードロックナンバーです。
しかし、フレディ・マーキュリーが中心になって作った珍しい曲です。
もちろん仕上げていくにあたって4人とも関わっています。
フレディ・マーキュリーのハイトーンボイスと
ブライアン・メイのギターサウンドが中心ですが、
その奥にはしっかりと安定したリズム隊がいます。

ビジューはフレディ・マーキュリーとブライアン・メイの共作です。
美しいギターの音色とフレディ・マーキュリーの声が
デュエットをしているようです。
ギターはあくまでも美しく、悲しげに響きます。
そのバッキングはストリングス系のシンセのみのようです。
そのサウンドはまさに宝石のようです。

ショー・マスト・ゴー・オンはクイーンのラストナンバーにふさわしい曲です。
この曲でクイーンは終了しました。
作者はブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンです。
フレディ・マーキュリーの歌声には迫力があり、
まさに鬼気迫るものがあります。
ラストナンバーを意識して作られています。

後期のクイーンのアルバム(マジック以降)は
CDにボーナストラックが入っています。
しかしこのイニュエンドウだけは、
ボーナストラックはなく、ショー・マスト・ゴー・オンで終わります。

それは正しい判断だと思います。
クイーンは最高傑作を世に送り出して、なくなりました。
イニュエンドウがクイーンのアビー・ロードと呼ばれる由縁です。


Abbey Road -Deluxe-

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