◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ディスカバークイーン!第47回
ごきげんよう、ぶらあどびじょん です。
ディスカバークイーン!第47回についてです。
リクエストは2014年の編集アルバムからでした。
クイーン・フォーエヴァー~ベスト・オブ・ラヴソングス (SHM-CD)
正1:ユア・ハート・アゲイン
ブライアン・メイ作
クイーン・フォーエヴァーには
3曲の新曲が収められていました。
「ユア・ハート・アゲイン」と
「ラヴ・キルズ (バラード)」と
「生命の証」です。
ラブ・キルズと生命の証はフレディ・マーキュリー名義で
発表されている曲の別バージョンでした。
ユア・ハート・アゲインのみが未発表曲でした。
1983年に録音されましたが、完成には至りませんでした。
2014年に完成させてクイーン名義でリリースましたが、
そこにはフレディ・マーキュリーとジョン・ディーコンはいません。
演奏や歌は1983年のものも入っていますが
それでも、これをクイーンの曲と言われると
違和感があります。
なぜアウトテイクになったのかもわかる気がします。
この曲をクイーンの曲と言われても納得し難いですね。
クイーン名義かもしれませんが、
クイーンの曲ではないようです。
メイド・イン・ヘブン(アルバム)にも同じことが言えますが、
それでもあのアルバムにはクイーンの3人がいました。
メイド・イン・ヘヴン(SHM-CD)
ユア・ハート・アゲインは2人です。
この差は大きいです。
バイシクル・レース(カバー)のジングルで
コーナーに入ります。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆クイーンズクロニクル イニュエンドウ
裏1:アイ・キャント・リヴ・ウィズ・ユー
クイーン作
西脇辰弥さんがワン・ビジョンに乗せて登場です。
クイーンズクロニクルが始まりました。
イニュエンドウ(SHM-CD)
今回のテーマは14枚目のアルバム、
イニュエンドウです。
この数え方は、フラッシュを正式アルバムに
入れるのですよね。
それはともかく、まずは
イニュエンドウです。
正2:イニュエンドウ
フレディ・マーキュリー、ロジャー・テイラー作
名曲中の名曲です。
最初にボレロから始まります。
途中、生ギターに導かれてフラメンコになります。
三拍子と五拍子が複雑に入り組んで奏でられます。
そして再びボレロのリズムに戻ります。
素晴らしいの一言に尽きる曲です。
フラメンコパートの生ギターは
スティーヴ・ハウです。

アンダーソン・ブラッフォード・ウェイクマン・ハウ / 閃光(完全生産限定盤/Blu-specCD2) [CD]
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆イニュエンドウ 西脇解説始まる
まず西脇辰弥さんが取り上げたのが、
この曲の最高音がE♭(Eフラット)であることです。
‘til the end of time
の、エンドのところです。
フレディ・マーキュリーの最高音は
ハング・オン・イン・ゼアのEです。
イニュエンドウは半音低いのですが、ロングトーンなので
難しいのです。
つづいて、フラメンコ部分についてです。
冒頭のコードが Fmaj7(#11)/E です。
「E分の」は「on E」のことですよね。
このコード自体がスパニッシュっぽいので、
フラメンコの伏線がはられているとの見解です。
つまりはボレロがスペインなので、
曲全体が、スパニッシュですね。
そしてフラメンコパートは
五拍子と三拍子との組み合わせです。
スティーヴ・ハウのギターソロは
三拍子が続くのは、三拍子が弾きやすいからのようです。
ブライアン・メイのギターソロは五拍子です。

スティーヴ・ハウ自伝 オール・マイ・イエスタデイズ
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