◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆クール・キャットはブルー・アイド・ソウル

ホット・スペース [ クイーン ]
クール・キャットには曲がかかる前に、
西脇辰弥さんの解説がありました。
ブルー・アイド・ソウルで、
フレディ・マーキュリーが全編ファルセットで歌っています。
クール・キャットのドラムは
タイトでクールな感じでロジャー・テイラーっぽくありません。
ジョン・ディーコンがドラムを叩いたという説があります。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆アンダー・プレッシャーはせめぎあい
ベースリフは聞きどころです。
その他の聞きどころは、
デヴィッド・ボウイとフレディ・マーキュリーの
ヴォーカルによるせめぎあいです。
大サビのところで、二人のヴォーカリストが
オクターブユニゾンで歌うところがあります。
その後の盛り上がりのところで
ロジャー・テイラーが大暴れをしています。
その高揚感が素晴らしいです。
正11:クール・キャット
ジョン・ディーコン、フレディ・マーキュリー作
正12:アンダー・プレッシャー
クイーン&デヴィッド・ボウイ作
アンダー・プレッシャーの初期バージョンは
タイトルが「フィール・ライク」でした。
音源も残っておりYouTube で
Queen + David Bowie “FEEL LIKE” と
検索するとすぐに出てきます。
ラフなジャムセッションですが
これがアンダー・プレッシャーまで
発展していく過程の解説がありました。
その最大の特徴はベースリフの発明です。
ベースラインを変えずに
コードを奏でていくと分数コードになります。
イントロと歌が入って4小節はこの状態です。
その後、ベースラインも動き始めます。
コード進行にベースが付いていきます。
そうすることによって同じコード進行なのに
景色が変わっていきます。
ベースラインひとつで曲の景色が刻々と変わっていくのも
クイーンの音楽を聴く醍醐味です。

★(ブラックスター) [ デヴィッド・ボウイ ]
ボヘミアン・ラプソディ(カバー)のジングルのあとに
エンディングテーマのラヴ・オブ・マイ・ライフが聴こえてきました。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ホット・スペースとはどのようなアルバムか?
エンディングで西脇辰弥さんの
ホット・スペースに対する感想が聴けました。
当時は失敗作だとか言われましたが、そんな事はありません。
ホット・スペースは素晴らしいアルバムです。
クイーンらしさがそこここに散りばめられています。
ファンク系なのでベースとドラムがいいですよね。
売れなかったことに関しては、
このあたりは、ライブ盤のオン・ファイアでも、
フレディ・マーキュリーがMCで語っています。
曰く「気にしていない!」
ということは、相当気にしている感じです。
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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆スラップ奏法も聴けます
ジョン・ディーコンはクール・キャットで
スラップ奏法まで使っています。
スラップ奏法はベースの弦に指をかけて
引っ張り上げて放すという、弾くような弾き方です。
とても気持ちのいいアルバムです。
1’44” で、一発
2’19” で、二発
2’51” で、二発
聴けるようです。
ところで、スラップ奏法ですが、
以前はチョッパーと言っていました。
どう違うのかといえば、違いはないようです。
ただし、チョッパーは和製英語のようなのです。
ですから、ジョン・ディーコンは
スラップ奏法ですね。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆曲目リスト
今回オンエアされた曲は以下のとおりです。
しゃべりのBGMで流れていた曲
アクション・ディス・デイ
曲目リストに掲載されている曲
あるいはある程度きちんと放送された曲
フラッシュ
ステイング・パワー
ホワッチャ・ゴナ・ドゥー・フォー・ミー チャカ・カーン
ハート・オブ・グラス ブロンディ
ワナ・ビー・スターティング・サムシング マイケル・ジャクソン
ザ・トワイライト・クローン ハービー・ハンコック
ダンサー
コーリング・オール・ガールズ
スリラー マイケル・ジャクソン
レッツ・グルーヴ アース・ウインド・アンド・ファイアー
クール・キャット
アンダー・プレッシャー
今回はじめて正式にオンエアされたクイーンの楽曲
コーリング・オール・ガールズ
ホット・スペースでオンエアされなかった曲
バック・チャット
ボディ・ランゲージ
アクション・ディス・デイ
プット・アウト・ザ・ファイア
ライフ・イズ・リアル (レノンに捧ぐ)
ラス・パラブラス・デ・アモール (愛の言葉)
この中で、番組で一度もオンエアされていない曲
バック・チャット
ボディ・ランゲージ
プット・アウト・ザ・ファイア
この内2曲はシングルのA面だったのですよね。
扱いが低いですね。
果たしてこの3曲は
1度ぐらいはかけてもらえるのでしょうか?
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