ディスカバークイーン第32回 ジャズB面その2

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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆モヤッとする音の正体


ジャズ(SHM-CD)

イン・オンリー・セブン・デイズ
スケールにない音を入れることでモヤッとさせます。

普通がわかるとクイーンの異常性がわかります。

普通というのは1625コード進行です。

そうじゃなくて
イン・オンリー・セブン・デイズは途中で裏切ります。
しかし、裏切らないフレーズも入れています。

さらに、ディミニッシュコードも出てくるのは
出来事の描写から心情表現をする展開の部分です。

コード進行と心情描写をリンクさせて
曲を進めていきます。

そして、後半の1625進行では
悲しい気持ちを歌うという対比を用います。

うーん、素晴らしい。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆きちんとしたブルース

正4:ドリーマーズ・ボール
ブライアン・メイ作
正5:ファン・イット
ロジャー・テイラー作

ドリーマーズ・ボールは
ブルースをベースとした楽曲です。
しかも、ブルースらしく12小節です。

さらに、ブライアン・メイの
ギター・オーケストレーションで
木管楽器のような音色を奏でます。
古いジャズの雰囲気を醸し出します。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ファンクとシンセを導入した曲

ファン・イットは
ソウル、ディスコ、ファンクな感じです。
ドラムチューニングからして、
タイトでビシッとしたサウンドです。
カッティングギターも
歪まないクリーンな音で展開します。

しかも、ファン・イットには
シンドラことシンセサイザー・ドラムスが
使用されています。

シンドラはYMOも使っていました。
ライディーンなどで聞けます。


ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー [ YMO ]

当時のシンドラは生ドラムに交われるような
クオリティではありませんでした。
ですから、生ドラムをセッティングして、
アクセサリー的に使っていました。

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