◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆クイーンらしい名曲
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正4:イッツ・レイト
ブライアン・メイ作
従来のクイーンのような楽曲です。
シングルカットされましたが、ヒットはしていません。
ボヘミアン・ラプソディよりも長い曲です。
それでもこの曲は名曲です。
そして大好きです。
この曲でも三拍フレーズとポリリズムが多用されています。
サビの前のキメとか、
ハードロックのアップテンポの間奏から
帰ってくるところとか、
最後の倍転に行くところとか、
最後の最後のエンディングなどです。
サビに入るところは、
1番は2番は5回ブレイクしますが
3番は2回です。
1番はギターだけのバッキングだったのが
ここでバンドサウンドのバッキングになります。
変化をもたせています。
3番はバンドサウンドの状態ですので
尺を短くしています。
繰り返すと尺が短くなる手法は
ベートーヴェンも使っているそうです。
クイーンだと
フリック・オブ・ザ・リストもそうですよね。
クイーンの曲で
ボヘミアン・ラプソディよりも長い曲が
6曲あります。
ちなみにボヘミアン・ラプソディは
5分59秒なので6分を超す曲が
6曲ですね。
長い方から並べると次のようになります。
プロフェッツ・ソング 8分20秒
イニュエンドウ 6分31秒
イッツ・レイト 6分26秒
ライアー 6分25秒
ファーザー・トゥ・サン 6分12秒
ザ・マーチ・オブ・ザ・ブラック・クイーン
6分 3秒
ボヘミアン・ラプソディ 5分59秒
イニュエンドウ(SHM-CD)
これらの曲はほとんどが変化に富んでいます。
あるいは変化に富みすぎています。
そんな中でイッツ・レイトが
一番まとまっていると思います。
全て、名曲ですけどね。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ビッグエンディングの次の曲
イッツ・レイトは
ビッグエンディングです。
そうなると、次の曲は静かに始まります。
それが、マイ・メランコリー・ブルースです。
マイ・メランコリー・ブルースの
聞き所はジョン・ディーコンのベースです。
歌の伴奏としては最高の仕事です。
音程の選び方、フレーズの選び方、
アーティキュレーション(音の表情の付け方)
が凝縮されています。
プロのベーシストは
「ジョン・ディーコンみたいに弾いてほしい」
と言われたら、嫌な気持ちがしないそうです。
ジョン・ディーコンのフレーズが
素晴らしいからです。
正4:マイ・メランコリー・ブルース
フレディ・マーキュリー作
マイ・メランコリー・ブルースは、
ギターとコーラスがなくて、ブラシがある曲です。
珍しいと言えば珍しい、
その珍しいところがクイーンらしい曲です。
アンダー・プレッシャー(カバー)の
ジングルのあとにエンディングの曲が聞こえてきました。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆曲目リスト
今回オンエアされた曲は以下のとおりです。
しゃべりのBGMで流れていた曲
ウィ・ウィル・ロック・ユー
曲目リストに掲載されている曲
アクション・ディス・デイ
ゲット・ダウン・メイク・ラヴ
スリーピング・オン・ア・サイドウォーク 邦題:うつろな人生
フー・ニーズ・ユー 邦題:恋のゆくえ
イッツ・レイト
マイ・メランコリー・ブルース
世界に捧ぐの全11曲の提供者です。
フレディ・マーキュリー 3曲
ブライアン・メイ 4曲
ロジャー・テイラー 2曲
ジョン・ディーコン 2曲
さらに特筆すべき点は、
ロジャー・テイラーの曲をフレディ・マーキュリーが
歌っている点です。
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