A面
アルバムに針を下ろすと、
遠くから流れるようなピアノの音が聞こえてきます。
デス・オン・トゥー・レッグスの始まりです。
ギミックがたくさんあり、
ギターの音色も野蛮で挑戦的です。
そして、けたたましいコーラスにシンバル。
歌詞の内容もかなりぶっ飛んでいます。
この曲だけでも、大満足するように作られており、
突然のカットアウトで終わります。
すかさずうつろな日曜日が始まります。
1分ちょっとの短い曲ですが、
1曲めからガラリの雰囲気が変わり、
ボードビル調の曲になります。

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さらに息をつく暇もなく
アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カーで
ロジャー・テイラーの世界に引き込まれます。
8分の6拍子で、ロジャーのかっこよさが
遺憾なく発揮されます。
この曲のエンディングには、
車のエンジン音のような効果音があり、
一息つけます。
次は、ジョン・ディーコンの
マイ・ベスト・フレンドです。
名曲の誉れ高いのですが、
ジョンが単独で書いた2作目です。
そして、アコースティック・ギターに
導かれて特徴的なコーラスが聞こえてきます。
’39 です。
リードボーカルはブライアン・メイです。
途中のコーラスの展開がなんとも魅了的です。
続くスウィート・レディもブライアン・メイの曲ですが、
ガラリと変わり、ハードロックです。
しかも、珍しい三拍子の曲です。
後半部の演奏のノリも見事です。
A面のラストナンバーはシーサイド・ランデブーです。
とても楽しい愉快な曲です。
管楽器はフレディー・マーキュリーと
ロジャー・テイラーが声でやっています。
短い曲ですが、楽しさ満開です。
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