第19回その3

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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆グッド・カンパニーはデキシーランドジャズっぽい

正4:グッド・カンパニー
ブライアン・メイ作


オペラ座の夜(SHM-CD)

デキシーランドジャズみたいなサウンドを自分たちでなんとかした曲です。
クラリネットなどの管楽器っぽいサウンドが聞こえますが、
全てギターで作っています。

エレキギターをディーキーアンプに通して作っています。

ディーキーアンプとは、
ジョン・ディーコンが作ったアンプのことです。

エフェクターのワウ・ペダルも多用しています。
ワウ・ペダルでは矩形波に近い波形が出せるのですが、
矩形波はクラリネットの倍音構成に近いそうです。

さらに、
フランジャーミュートを使ったトロンボーンを模しています。
トランペットかもしれませんが、いわゆる朝顔のあるラッパで
朝顔の部分を塞いだりして音を出します。

これも、ブライアン・メイのこだわりの一曲ですね。

ルーツとして挙げられた曲が次に紹介されました。

正5:アメリカン・パトロール グレン・ミラー


【ポイント5倍】グレン・ミラー ベスト CD

このあと、シンバルに関する考察が少しあり
メイン・ディッシュに進みます。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ついにボヘミアン・ラプソディ

正6:ボヘミアン・ラプソディ
フレディー・マーキュリー作
正7:ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン
英国国歌 ブライアン・メイ編曲

曲が終わったのが1時間の番組の43分あたりです。
すなわち、解説の時間がたっぷりあります。

まずはサウンド的なギミックです。

【その1】
コーラスから歌に入る直前に聞こえる音
ロジャー・テイラーの演奏するシンバルです。

シンバルをロールして再生速度を変えながら
再生しています。
ここではマレットを使用しています。

マレットだとアタック音が目立たなくなり、
持続音のような効果が出ます。

【その2】
バラードパートでキラキラする音
ブライアン・メイがブリッジ側を弾いた音なのだそうです。


つまり、
テールピースとブリッジの間を弾いています。
普通は弾きません。


Kz Guitar Works Kz One Semi-Hollow Round Top 24F 3S23 Kahler Red Mahogany [SN.20200260]

ちなみにテールピースとは、
ギターの弦を通す最初の所です。

さらに、
ブライアン・メイはこの部分も調弦したようなのです。
この部分をCm7にしたそうです。

歌詞に合わせて、このようなギミックを使ったそうです。

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