◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆宇宙的なアコースティックな曲、39年
正5:’39
ブライアン・メイ作
正6:スウィート・レディ
ブライアン・メイ作
オペラ座の夜(SHM-CD)
相対性理論は置いていても、
この曲は39年にボランティアが集まって、出発し、
39年に帰ってくるのですよね。
SF的な歌詞だと思います。
コーラスではロジャー・テイラーが
宇宙的な高音で歌っています。
このコーラスによって、
ただのフォークソングに終わらない曲となっています。
この曲ではジョン・ディーコンがウッドベースを演奏しています。
ロジャー・テイラーはバスドラムとタンバリンだけです。
ステージでは4人が横に並んで演奏しました。
この様子は、華麗なるレースの内ジャケット見開きで
見ることができます。
一種のハイライトでした。
華麗なるレース(SHM-CD)
裏5:ラブ・オブ・マイ・ライフ
フレディー・マーキュリー作
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆スウィート・レディは難しい
ロジャー・テイラーをして、
クイーンの曲で一番難しかったと言わしめた曲です。
基本的には3拍子の曲です。
各小節の頭がアクセントです。
3拍子のドラム自体が難しいですよね。
さらに、スウィート・レディは
サビのパターンも複雑です。
曲がサビに入った所で、曲調が変わりますが、
ドラムだけ、2小節遅れて入ります。
他のバッキングがアップテンポに変わっているのに
ドラムだけわざとその変化に遅れて加わるのです。
2番でも同じ展開ですが、
サビのあとに、ノリノリの状態で
ギターソロのパートに移ります。
ここの演奏がどの楽器もかっこいいのですよね。
ギターソロも、ベースのフレーズも
無茶苦茶かっこいいです。
そして、ドラムはと言えば、
バスドラムがずっとドンドンドンドン、
右手はライトシンバル(中心付近をたたきます)
左手はスネアでゴーストノートを入れまくります。
ブライトン・ロックでも右足はバスドラムをドンドンドンドンたたきます。
これを右足ドンドン奏法(仮)といいます。
このスタイルはビッグバンドジャズに見られました。
バディリッチとかジーンクルーパーとか
BIG SWING FACE
そしてこの人たちに影響を受けたのがリンゴ・スターです。
右足ドンドン奏法をアビーロードのジ・エンドでやっています。
正7:ジ・エンド ビートルズ
Abbey Road -Deluxe-
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