第18回その3

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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆虚ろではないうつろな日曜日

裏2:ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン
イギリス国歌 ブライアン・メイ編曲

前曲が、カットアウトで終わってすぐに
うつろな日曜日が始まります。


オペラ座の夜(SHM-CD)

フレディー・マーキュリーの曲が続きます。

まずは、リードボーカルの不思議な音質に関してです。

この声は、一旦録音したものを
バケツに入れたヘッドホンで再生し、
それを再録音したと伝えられています。

狭い空間での、残響効果を利用して、
わざわざこもった音質にしたということです。

次は、イントロに関してです。
3小節目に編集点があります。
編集点とは録音したアナログテープを
切って貼った形跡のことです。


TEAC X-10R (premum vntage)

ここに編集点があるということは
再録音ができない状態だったということです。
そのようなことまで読み解いてしまう西脇辰弥さんは
やっぱっりすごいです。

ということで西脇辰弥さんの推理は、
イントロは8小節だったんじゃないか説です。

西脇辰弥さんが実際に8小節で演奏されましたが
確かに冗長な感じです。

このうつろな日曜日は1分ちょっとで終わり、
立て続けにロジャー・テイラーの
アイム・イン・ラブ・ウィズ・マイカーです。

裏3:プロフェッツ・ソング 予言者の歌
ブライアン・メイ作

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆まったく駄曲ではない、自動車の歌

アイム・イン・ラブ・ウィズ・マイカーにいきます。
映画:ボヘミアン・ラプソディーでは、
駄曲扱いされていましたがそんなことはありません。

ライブでもよく取り上げられていました。
シングル:ボヘミアン・ラプソディーの
B面にも選ばれています。

ただしB面になったことでロジャー・テイラーにも
印税がたくさん入りました。
それが後年もめる原因にもなったそうです。

それはともかく、アイム・イン・ラブ・ウィズ・マイカーは
歌とドラムのフィルインが全くかぶっていません。
つまりライブ用として作られたようです。


リターン・オブ・ザ・チャンピオンズ

ロジャー・テイラーの特徴である
フラム(右手と左手をちょっとタイミングをずらして叩く奏法)を
多用したビッグなフィルインや
粒のそろったシングルストロークロール、
クラッシュシンバルを左手でミュートする奏法など
西脇辰弥さんはドラマーもやっていたので次々と出てきます。

ここでサンプラザ中野くんがちらっと言っていた言葉が
「セトリ」でした。

これは、セットリストのことですね。


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