◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆解説をしてくれないジーザス
曲はかけたけけど、ジーザスの解説がない!
西脇さんのことですから、
この曲の解説を用意していないはずはありません。
(1)実際にはスタジオでひとしきり解説をしたけれど
スタッフが編集でカットした。
あるいは、
(2)スタッフに時間が足りないことを知らされて、
西脇さんがその場で解説をしなかった。
このどちらかは、分かりません。
いずれにしても、ジーザスのような曲を解説してこそ
この番組の存在意義を示せたのに、
残念です。
この分だと、この先も思いやられます。
14枚のオリジナルアルバムの多くは、
最後から2番目は、若干目立たない曲が多いですよね。
オペラ座の夜、世界に捧ぐ、ジャズ、ワークス
は、別ですが。
さしあたって、ファニー・ハウ・ラブ・イズは
とても危険な状態です。
最初と最後のリクエストコーナーは
クイーンズクロニクルの日は、いらないと思います。
戦慄の王女(SHM-CD)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆そういうわけでジーザス
このジーザスは、普通のロックバンドは
およそデビュー・アルバムには収録しそうにない曲調です。
この頃のクイーンがプログレの範疇で
語られることが多かったのもうなづけます。
まずは、リズムですね。
大きなグルーブや四拍子ですが、その一拍一拍が三連符で
このリズムが延々と続きます。
バスドラがこのリズムで連打される部分が散見されます。
そして間奏のギターオーケストレーション。
ブライアン・メイがきらびやかな音色を聞かせます。
サビのコーラスはいかにもクイーン的です。
多重録音でコーラスを厚くしています。
曲のラストは他の楽器が消えコーラスだけになります。
それがフッと消え
余韻冷めやらぬ間に次の曲が始まります。
戦慄の王女の総集編的であり、一方で今後のクイーンの
サウンドメイクを予感させるような曲でもあります。
また、歌詞のテーマも真っ向勝負の宗教ソングですよね。
他にもサンク・ゴッド・イッツ・クリスマスなどもありますが
ジーザスはあまりにもストレートです。
今回の1曲目にオンエアされたムスターファと双璧です。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆クイーンズクロニクルのゆくえ
クイーンズクロニクルは月に2回です。
ディスカバークイーンは1年間の番組ですから、
5月から始まったアルバム詳細解説は11回分です。
前述のとおり、クイーンのオリジナルアルバムは
14枚あります。
そのオリジナルアルバムに収録されていない曲が
15曲程度ありますので、ほぼほぼアルバム1枚分です。
そうすると、回数が4回分足りません。
どのようにするのでしょうね?
【1】残り10ヶ月のうち4ヶ月はクイーンズクロニクルを
2回ずつ放送する。
すなわち、月に4週はクイーンズクロニクル。
【2】残り10ヶ月のうち4ヶ月はクイーンズクロニクルで
紹介するアルバムを、1回で1枚とする。(現在は2回で1枚)
1ヶ月に2枚のアルバムになるので、当然内容は薄くなる。
というか、アルバム全曲かけられないでしょ。
解説付きだと。
【3】クイーンズクロニクルは11枚目のアルバムで終了。
すなわち、ザ・ワークスまで。
もしくは、取り上げないアルバム(ホット・スペースなど)
個人的には【1】を希望しますが、無理なのでしょうね。
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